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あんぽ柿の出荷が始まりました(H30.10.10)

 

百田共選所で10月10日、秋の味覚「あんぽ柿」の出荷が始まりました。

共選所にはこの日約1.3tの「あんぽ柿」が持ち込まれ、担当職員が乾燥の度合いや色合いなどを厳しく検査した後、関東や関西、福岡など全国の市場に向け出荷されました。

「あんぽ柿」は皮をむいた渋柿を硫黄で燻蒸して乾燥させたもので、一般的に思われる枯露柿よりも水分量が多くとろりとした和菓子のような食感が特徴です。

当JA管内では古くから加工品や保存食として生産されており、南アルプス市原産の「大和百目」「勝平」といった品種のほか、「平核無」などの品種から作られています。

手塚隆営農指導員は「今年は出荷量が多く品質も高いものが揃っている最高の状態。今後も期待できる」と太鼓判を押します。

「あんぽ柿」は施設を使って乾燥させる方法と天日で乾燥させる2種類の製造方法があり、今回出荷されたのは施設乾燥の「あんぽ柿」で、天日乾燥のものは来月中旬ごろから出荷される予定です。

10月26日には東京大田市場でトップセールスを行うなど、JA南アルプス市産の「あんぽ柿」を全国にPRして行きます。

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