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シャインマスカットの糖度検査を実施しています(H30.8.15)

 

JA南アルプス市は8月17日から始まるブドウ「シャインマスカット」の統一共選を前に、営農指導員はモバイル糖度計を使用した検査に追われています。

7月15日には、長谷川智弘指導員が藤田地区の園地を回り、透過式モバイル糖度計を使用し糖度を確認していました。センサーを房の上・中・下の3か所に当て測定し、平均糖度18以上が出荷目安となります。

出荷が近いと見られる園では、平均糖度18.3度を計測しました。長谷川指導員は「ここまで糖度が高ければ17日の統一共選に出荷出来る。今年は糖度のほか、房の大きさも玉張りも十分な園が多いので期待している」と笑顔を見せました。

この糖度計は国の事業を利用し同JAと三井金属計測機工が共同で開発したもので、果実内を透過した近赤外線量を測定し糖度を計算するため、果実をつぶさずに計測することが出来ます。

当JAでは昨年3台を導入、地区ごとに指導員が管理し、出荷が近いと思われる「シャインマスカット」の糖度を測り、出荷に最適な時期を生産者に伝えています。

営農指導課の望月浩二係長は「この糖度計のおかげで、果実を破壊せずに糖度が測れるようになった。糖度計を活用して地域全体で品質がそろうように努力していく」と話しました。

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