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280時間の現地実習 農業大学校の研修受け入れ(H30.5.15)

 

JA南アルプス市は5月15日、専門学校山梨県立農業大学校より派遣学生1名を受け入れました。学生は来年2月までの間に計280時間の実習を行い、実践的な栽培技術や経営術を学んで行きます。

研修に訪れたのは同校園芸学科野菜専攻2年の竹井泰紀さん(19)。高校時代から農業について学んでおり、卒業後も農業にかかわる仕事をしたいと考え、同JAを研修先に希望しました。

この日は野菜の生産が盛んな南湖・藤田地区を同JAで野菜作りの指導を行っている望月浩二営農指導係長が案内。トマトやキュウリのハウス栽培施設やトウモロコシのほ場を回り、葉の病気の見分け方や肥料が与える影響など実際に現地を見ながら説明しました。また今年の作柄や傾向について園主からも説明がありました。

竹井さんは「トマト農家の方は栽培方法が独特で、ほかにも学校では経験できない事が多く勉強になりました」と笑顔で話していました。

同校では先進的な経営を実践している農業者や団体のもとで実習を行う先進農業派遣研修を行っており、280時間の実習とレポート作成時間を合わせ330時間に及ぶ長期研修で、最先端の栽培管理技術や経営管理技術の習得を目指します。

今後JAにて週に1度実習を行い、共選所や拠点型経済店舗などの各施設で、営農指導だけではなく販売や経済部門についても学習する予定です。

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