ＪＡこま野では、夏期に予想されます、電力不足に対し、下記の節電対策を行い、１５％の節電目標達成を目指し取り組みを行います。

１．趣　　旨

　東日本大震災の発生による、発電所の稼働停止に伴い、東京電力の電気供給力が大幅に減少し、今夏の電力需給予想５,５００万ｋｗに対しての供給予定が５,６２０ｋｗと非常に逼迫した状況にあります。電力の安定した供給には一定の余力が必要となり、このままでは大規模停電が予想されます。
　この状況を受け、政府は夏の電力不足への対策として、家庭・企業とも一律１５％の節電目標を掲げました。
　これにＪＡこま野としても対応すべく対象期間（７月～９月）の『夏期電力需給対策（節電）』を策定し取り組みを行います。

 ２．取り組み期間・時間

　平成２３年７月１日～平成２３年９月２２日　午前９時～午後８時迄とする。
※　尚、当ＪＡでは上記以外の時間帯や期間でも可能な節電対策については積極的に取り組みを行います。

 ３．取り組み場所

　ＪＡこま野　全施設

 ４．取り組み目標

　ＪＡこま野全施設の昨年同時期の電力使用実績、あるいは契約電力の１５％以上削減

 ５．実施内容

　消費電力のピーク時間における昨年対比最大使用電力の１５％削減以上を目標とする。
※　事業によっては削減の対応が難しい部署や施設がありますので、ＪＡこま野全施設合計で１５％を電力削減量の目標として設定し、下記の内容で取り組みます。

 ＜事務所・支店＞

①　事務室等のエアコン空調については、設定温度を２８℃以上とし、使用しないエリアは消す。また、扇風機等の使用を促し、省電力に努める。
②　パソコンや周辺機器については、長時間使用しない場合は電源を切る。また、パソコンは省電力設定を行いモニターの明るさ、スタンバイモードなどの設定を行う。
③　事務室等の照明については可能な限り間引きを実施し、昼間は極力消灯を行う。また、使用しない場所の照明は消灯を徹底する。
④　エアコンの効率を上げるため、定期的なエアコンのフィルターの清掃を行う。
⑤　冷蔵庫などの温度設定を見直す。
⑥　クールビズに積極的に取り組む
⑦　すだれ・よしず、緑のカーテンなど直射日光を避ける取り組みを行う。

 ＜直売所・Ａコープ店＞

　①　上記①～⑤に取り組む
　②　業務用冷蔵庫・冷凍庫の温度を見直し、効率化を図る。
　③　冷蔵・冷凍ショーケースのエコグッズを導入し、効率を高める(Ａコープ店)

 ＜共選所＞

　①　上記①～⑤に取り組む
　②　予冷施設の温度設定、稼働時間の見直しを行う。

 ＜その他施設＞

　①　上記①～⑤に取り組む
　②　使用していない施設は、ブレーカーを落とす。

 ＜その他＞

①　職員の節電意識の向上を図り、家庭でも実施できる節電対策は実施する。
②　各施設に『節電中』のポスターの掲示、広報誌やホームページへの掲載、事務所等での呼びかけを積極的に行い、役職員、組合員、利用者などに啓蒙活動を行う。
③　職場内での節電コンテストを実施する。