新着情報

ブドウのせん定講習会を開催(25.12.26)

ブドウ生産者にせん定方法を説明する営農指導員(左)

JA南アルプス市は12月下旬より、管内各地区で果樹のせん定講習会を開いています。

12がtu 26日には管内櫛形地区で「巨峰」など黒系ブドウの講習会を開き、生産者25名が目標とする樹形について学びました。

櫛形共選所の営農指導員が講師となり、組合員の園地で実際にせん定しながら講義を行いました。

ブドウは1年で10m以上新梢が伸びるため、今後伸長させる枝と伸長を止める枝を見極めながら、ハサミやノコギリで枝を次々と切り落としました。

南アルプス市で栽培が盛んな桃、スモモ、ブドウなどの果樹は、せん定によって次年の管理がしやすくなり、収穫量の調整も出来るため果実の品質が安定します。

降雪で枝が折れる、棚が倒壊するといったリスクもあるため、当JAでは12月~1月頃までの早めのせん定を呼び掛けています。

営農経済部手塚次長は「主力となるブドウのさらなる品質向上を目指し、生産者のせん定技術指導を進めて行きたい」と話しました。

南アルプス市ではブドウの生産量が増加傾向にあり、人気の「シャインマスカット」の他、近年は県オリジナル品種「サンシャインレッド」の栽培にも力を入れています。

PAGE TOP