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高品質果実の生産量増を目指し補助事業で苗木供給(25.12.9)

分配した奨励品種の苗木を車に積み込むJA職員

 

JA南アルプス市は、桃やブドウなど優良果樹品種の増殖、増産を進めるため、南アルプス市と協力し果樹振興事業に取り組んでいます。

この事業は、食味が良い、病気に強いなど高品質な果樹を奨励品種と定め、当JAが委託した業者で当JAの品質基準に合わせて苗を育成し、組合員へ供給する際に市が助成を行います。

組合員は高品質の苗を安価で手に入れることが出来るため、改植や新植のハードルが下がることで、高品質の果実の生産量増加、果樹産地の発展を目指しています。

12月9日、西野共選所にて当JA職員が業者から届いた奨励品種の苗木約6千本の分配作業を行いました。

組合員から事前に注文を受けた数ごとに仕分け、12月10日より各組合員へ供給しました。

対象となる果樹はサクランボ、桃、スモモ、ブドウ、柿、キウイフルーツの6品目22品種で、特に山梨県オリジナル品種のブドウ「サンシャインレッド」や当JA管内発祥の桃「アルプス美人」が人気を集め、どちらも500本以上の注文がありました。

営農経済部手塚次長は「当JAでは奨励品種、有望な新品種など果樹の更新を勧めており、同事業を通じて生産者を手助けして行きたい」と話しました。

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