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あんぽ柿出荷始まる(25.10.13)

持ち込まれたあんぽ柿を検査する営農指導員

 

JA南アルプス市の特産品であるあんぽ柿の統一共選が10月13日、百田共選所で始まり、8軒の農家から約500㎏が持ち込まれました。

昨年より3日遅れで、夏の高温や雨が少なかった影響により、原料柿がやや小玉傾向にあるものの、良質な製品に仕上がっています。

あんぽ柿は皮をむいた渋柿を硫黄で燻蒸して乾燥させた干し柿の一種で、一般的にころ柿よりも水分量が多く、和菓子のようなとろりとした食感が特徴です。

当JA営農指導員が乾燥の度合いや着色などを検査し、京浜市場に出荷しました。

当JAでは古くから生産が盛んで、管内からまれた柿の品種「大和百目」や「勝平」なども多く作られています。

火力を利用した施設乾燥と天日乾燥で出荷時期が変わる事で長期間の出荷が可能となり、今月下旬~11月下旬に出荷のピークを迎え、12月末までに約170tの出荷を見込んでいます。

営農経済部手塚英男次長は「施設乾燥と自然乾燥のリレー出荷で、安定した品質を保ちながら長期間楽しんでいただけるように計画している」と話しました。

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