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毒劇物を取り扱うアグリガーデン 初の防犯訓練(25.10.6)

客役の警察官(右)に対応するアグリガーデン東部店職員

 

JA南アルプス市と南アルプス警察署は10月6日、アグリガーデン東部店にて、爆発物の原料になり得る除草剤等を購入しに来た不審者に対する訓練を行いました。

当JAの購買部門で防犯訓練を行うは初めてです。

訓練は、劇物に指定されている「塩素酸ナトリウム」を含む除草剤を購入しに来た客が必要な本人証明書の提示に応じず、最終的に刃物を取り出し威嚇するという想定で行われ、同店職員と警察官11人が参加しました。

JA職員は、本人証明書を提示しない客に毅然とした態度で接し、別の職員が素早く警察に通報するなど連携して対応しました。

警察官も店外で刃物を出した客を取り囲み、確保して連行するまでの流れを確認しました。

訓練後に同署員は、JA職員が本人証明書の掲示を冷静に話していた事を評価しました。

また、実際には警察が到着するまでに不審な客が去る可能性があるため、防犯カメラの映像を提供出来る体制を整えておくことと、職員の身の安全を第一に行動してほしいと話しました。

アグリガーデン東部店中込店長は「犯人役とのやりとりで、会話を長く伸ばすなど学びがあった。今後に活かしていきたい」と話しました。

南アルプス警察署井出仁警備課長は「南アルプス警察署管内、山梨県内で肥料や薬品を使った事件を絶対発生させないという強い気持ちを持って今後の訓練に取り組んで行きたい」と話しました。

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