ブドウの盗難防ぐ 盗難抑止センサー設置(25.8.21)
2025.08.26

人気のブドウ「シャインマスカット」の収穫が始まったJA南アルプス市では、果樹の盗難対策を強化しています。
8月21日には落合地区の2園に、当JAが運営する盗難抑止システムのセンサーを設置しました。
当JAでは今年度、サクランボ、桃、スモモ、ブドウで8件の盗難被害の報告を受けています。※被害個数・重量不明
盗難抑止システムは園地に設置したセンサーが侵入者を検知すると、警告音と共に赤いランプが点滅し、生産者に侵入を知らせるメールが送信される仕組みです。
当JAと企業が共同で開発し、希望する組合員に有料で貸し出しています。
今年はシャインマスカットの収穫期である8月下旬~10月上旬の間、同JAが所有する機器計60セットすべてに貸し出し予約が入っています。
他にも、南アルプス市の補助事業で防犯カメラが普及している事や、南アルプス市と合同で行う防犯パトロールなどで、地域全体の防犯意識が高まっています。
営農経済部手塚英男次長は「例年、同JAの果実盗難はブドウの被害が全体の半数を占めている。さまざまな対策により被害を0にしたい」と話しました。