新着情報

文化的な伝統デザインを巡る観光ツアーで桃の共選所を見学(25.7.22)

桃を選果するセンサーを見学するツアー参加者

 

国立デザインミュージアムの設立を目指す一般社団法人「Design-DESIGN MUSEUM」は7月22日、

山梨県出身の世界的デザイナー・深澤直人氏と共に、山梨県内各地を1日で巡るイベントを開催しました。

県内外から参加した22人は、JA南アルプス市西野共選所など6カ所を見学しました。

西野共選所では営農経済部手塚英男次長が案内し、桃の熟度や内部障害を1つ1つ見分けて選果する非破壊型透過式光センサーを見学したほか、

西野共選所管内で生まれた桃「アルプス美人」を試食しました。

深澤氏は山梨県の桃について「自分が子どもの頃よりも美味しくなっている」と感じ、品種改良など創意工夫を重ねた桃に「デザインの宝物」を秘めていると考え、ツアーの行先の1つとしました。

参加者は「桃を1つずつ検査出来る機械があることに驚いた。動いている所も見てみたい」と話しました。

このツアーは同法人が、地域に根ざした日本のデザインを新しい視点で捉え直す事をコンセプトと企画しました。

今後全国で同様のイベントを展開する予定です。

ツアーはこの他、仏像彫刻家・木喰上人の仏像が展示されている「木喰の里微笑館(身延町)」や甲州雨畑硯の工房などを見学しました。

PAGE TOP