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デラウェア出荷 減少傾向でも品質は高水準(25.7.17)

デラウェアの検査をするJA職員

 

ブドウの産地であるJA南アルプス市で、デラウェアの出荷が始まりました。

7月17日には38㎏が当JA若草共選所に持ち込まれ、営農指導員の検査を経て全国の市場に出荷しました。

ブドウ品種の多様化、シャインマスカットの台頭などに伴い、当JA管内のデラウェアの生産量は年々減少しています。

2019年には年間約13tの出荷がありましたが、昨年は約4tでした。

若草共選所でも、受付を開始した7月13日から、デラウェアを持ち込んでいるのは1軒にとどまっている。

南アルプス市は日照時間の長さや水はけの良い扇状地である事などから、ブドウの栽培に適した土地と言われています。

デラウェアも生産量は少ないものの、甘味が強く高品質な果実が栽培されています。

営農経済部手塚英男次長は「デラウェアは根強い人気があり、当JAの露地ブドウのスタートを切る品種。生産量は少なくなっているが、生産者が高い品質を維持してくれている」と話します。

当JAでは今月末まで出荷が続く予定で、その後巨峰、シャインマスカットなど露地ブドウの品種のリレーが10月末まで続きます。

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