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露地サクランボ出荷開始(25.5.21)

出荷されるサクランボを持つJA営農指導員

 

当JA豊共選所で5月21日、全国に先駆け露地サクランボの出荷が始まりました。

今年は果実の生育期に適度な降雨があり、気温が高い日が続いたことで実が大きく高糖度に仕上がっています。

この日共選所に持ち込まれたのは「甲斐ルビー」「豊錦」の2品種約15㎏で、営農指導員が着色や傷の有無などを検査した後、京浜市場に出荷されました。

サクランボ開花期の天候不順により心配された着果量は、5月7日に行われた作柄調査で結実率が平年よりも20%前後低い品種がありました。

しかしその後天候が安定した事で生育は順調に進み、高品質の果実の出荷が期待されています。

今後「高砂」「佐藤錦」「紅秀峰」などの人気品種や、南アルプス市内で生まれた「アルプス紅扇」なども順次出荷続きます。

営農経済部の手塚英男次長は「初日は想定していた出荷量より少なかったものの、平年以上に高品質の果実が集まった」と話しました。

出荷は6月中旬まで続く見込みで、当JAはハウスと露地栽培合わせて約40tの市場出荷を計画しています。

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