キュウリ最盛期 (株)あぐりファームで収穫作業(25.5.2)
2025.05.07

当JAの子会社「(株)あぐりファームJA南アルプス市」(以下あぐりファーム)のハウス施設で現在、春キュウリが出荷最盛期を迎えています。
あぐりファームは昨年6月に発足し、春キュウリの栽培は初めてです。あぐりファームは今季計10tの出荷を目指しています。
今年2月に約12アールのハウスに定植し、3月27日から収穫を始めました。
2月に晴天が続いた事で順調に生育し、連日200㎏程度を安定して収穫出来ています。
取材した5月2日は計250㎏を収穫し、JAを通じて関東の市場に出荷しました。
同施設がある南湖地区は、釜無川に近く古くからトマトやキュウリなど野菜の栽培が盛んですが、農家の高齢化などで近年は生産量が減少しています。
あぐりファームでは事情があり栽培が困難になった農家からハウスを借り受けて生産しており、産地の復興を目指しています。
あぐりファームの望月浩二課長は「この地域は水が豊富でキュウリの栽培に適しているので、徐々に生産量を増やして産地を支えて行きたい」と話しました。