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露地サクランボ初出荷(24.5.19)

持ち込まれたサクランボを検査するJA職員

 

JA南アルプス市豊共選所(南アルプス市)で5月19日、全国に先駆けて露地サクランボの統一共選が始まりました。

生育が早かった昨年より2日遅れで、晴天が続いたため着色が良く高糖度に仕上がっています。

この日共選所に持ち込まれたのは「甲斐ルビー」「豊錦」の2品種51.4㎏で、全国の市場に出荷されました。

今後「高砂」や「佐藤錦」、「紅秀峰」の他、JA管内で生まれた「アルプス紅扇」なども順次出荷して行きます。

今年は3月の低温日と開花時期が重なり、結実が若干少ないものの、その後の天候が安定したため高品質の果実が期待出来ます。

営農経済部の手塚英男次長は「春先の凍霜害の影響が心配されたが、収穫までの天候が安定し色付き良く高糖度の果実に仕上がった」と話しました。

出荷は6月中旬まで続く見込みで、JAはハウスと露地栽培合わせて約82tの市場出荷を計画しています。

南アルプス市はサクランボ産地の南限とも言われ、サクランボ狩りなどの観光農園も多くあります。

今年も4月下旬からハウスサクランボの観光が始まり、6月からは露地物の観光もスタートします。

初夏の味覚を楽しもうと多くの観光客が訪れています。

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