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農機レンタル拡大 肥料散布機の貸し出し開始(24.3.1)

レンタル開始を前に肥料散布機を点検するJA職員

 

JA南アルプス市は3月1日より、農機具のレンタル事業を拡大し、肥料散布機の貸し出しを始めました。

背景には農家の高年齢化などにより農作業の負担が大きくなっている事があり、農業の省力化を目指すとともに、高額な農器具類の導入コストをなくし、農家の所得増大を図ります。

肥料散布機は数十万~数百万と高額で、年間で数日しか使用しないため、管内のほとんどの農家は手作業で散布しているのが現状です。

高齢の農家からは「たい肥が重くて作業が辛い」といった意見が以前からJAに寄せられていました。

桃やブドウなど果樹の生産が盛んな当JAは、6年前から剪定枝などを細かくカットするウッドチッパーの貸し出しを行っています。

肥料散布機も導入することで秋~冬の農作業の効率化に役立てたいと考えています。

導入した機器は自走式で、有機肥料を均一に散布する事が出来ます。

JAは2台を所有し、組合員に半日5,500円、1日8,800円(税込)で貸し出します。

希望者から事前に申し込みを受ける形で同JA農機センターが管理します。

当JA営農経済部穴水一美次長は「以前から農機のレンタルを望む声は多かった。組合員の負担が少しでも軽くなるよう、JAでサポートして行きたい」と話しました。

 

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