新着情報

来年の収穫に向け 果樹のせん定講習会(23.12.11)

桃の木を使ってせん定方法を伝えるJA斉藤営農指導員(右)

 

JA南アルプス市は11月下旬~12月中旬、管内各地域で組合員に向け桃、スモモのせん定講習会を開いています。

冬季せん定は果樹の病害虫防除や来年以降の収穫量にも影響する重要な作業となるため、毎年出来るだけ多くの生産者に受講を呼び掛けています。

12月11日に飯野地区の園地で開いた講習には33人が参加しました。

当JA斉藤洋一営農指導員が講師となり、桃の成木を実際にせん定しながら、残す枝と取り除く枝の選択方法などを示しました。

冬になり落葉し、樹皮の表面にロウ物質が浮き上がって来た頃がせん定を始める時期の目安となります。

採光の良い樹形を目指す一方、枝に直接日が当たると日焼けが発生し樹勢低下の要因になるため、葉が茂った状態を想像してせん除するように呼び掛けました。

当JA手塚英男営農経済部次長は「生産者には樹形や樹勢管理を丁寧に行う事で、良質な果実の生産に努めてもらいたい」と話しました。

当JAでは計13地区で同様の講習会を予定しています。

PAGE TOP