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あんぽ柿今季初出荷(23.10.9)

持ち込まれたあんぽ柿を検査する共選所職員

 

JA南アルプス市は10月9日、百田共選所にてあんぽ柿の統一共選を開始しました。

昨年より2日遅く、約420㎏が6軒の農家から持ち込まれました。

今年は雨が少なく日照時間が長かった影響で原料柿の糖度が高い傾向にあり、品質の高いあんぽ柿の量産が期待出来ます。

この日持ち込まれたのはすべて施設乾燥で製造された平核無(ひらたねなし)のあんぽ柿で、担当職員が乾燥の度合いや色合いなどを厳しく検査した後、全国各地の市場に向け出荷しました。

「あんぽ柿」は皮をむいた渋柿を硫黄で燻蒸して乾燥させたもので、一般的にころ柿よりも水分量が多く、和菓子のようなとろりとした食感が特徴です。

当JAでは古くから生産が盛んで、管内で生まれた柿の品種「大和百目」や「勝平」などを原料として多く製造されています。

営農経済部手塚英男次長は「今年は昨年に続き好条件に恵まれた。雨が少なかったので全体的に小玉傾向ではあるが、旨味が凝縮したおいしいあんぽ柿を届けたい」と期待を寄せました。

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