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露地シャインマスカット初出荷(23.8.20)

共選所でブドウの検査をする職員

 

8月20日、昨年よりも2日早く、露地ブドウ「シャインマスカット」の統一共選出荷が始まりました。

初日は生産者から約2トンが持ち込まれ、JA指導員の検査を経て全国の市場に出荷しました。

今年は7月からの降雨量が少なく生育が心配されたものの、定期的に潅水を行った事など農家の努力により、品質や生産量も例年並みで経過しています。

一方で近年の温暖化により、9月上旬から中旬にかけて出荷ピークになると予想しています。

当JAは6年前から、品質を保つため同品種の糖度を樹上で測ることが出来る「透過式モバイル糖度計」を導入しています。

収穫前に計測することを義務付けていて、基準を満たしたブドウのみ受け付け、JA南アルプス市産のブランド価値を高めています。

営農経済部手塚英男次長は「同品種は当JAのブドウの中で最も生産量が多く、ブドウを代表する品種だ。人気の商品だけに消費者の求めるレベルも高いと思うので、規格検査を通った高品質のブドウを消費者に届けたい」と話していました。

当JAは今年度、ブドウ全体で約1100tの販売を見込んでいます。

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