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スモモの王様「貴陽」本格出荷始まる(23.7.18)

生産者から持ち込まれた貴陽を検査するJA職員

 

落合共選所で7月18日、特産品である大玉スモモ「貴陽」の統一共選が本格的に始まりました。

落合地区で生まれた貴陽はスモモの中で最も重く、食味も良いため贈答品として人気があります。

この日は約1.1トンが生産者から持ち込まれ、検査を経て全国の市場に出荷されました。

今年は5月に強風が吹いた影響が心配されましたが、その後天候が安定した事もあり順調に生育して来ました。

7月14日より出荷が始まっていて、18日より安定した量が生産者から持ち込まれるようになりました。

営農経済部手塚英男次長は「管内で生まれた品種であり、日本最大のスモモ産地の名に恥じない品質の貴陽の生産に努めたい」と話しました。

貴陽は落合地区の農家、故高石鷹雄さんが生み出した品種で、大きさは一般的なスモモの2~3倍、重さは平均で250~300グラム、最大では400グラム前後になり世界一重いスモモとして知られています。

さらに糖度が17~19度と高いのが特徴で、当JAが運営する直売所でも主力商品の1つとなっています。

落合地区では枝変わりで収穫時期が1ヶ月ほど遅く、山梨県オリジナル品種でもあるスモモ「皇寿」も誕生しており、JAは「貴陽」とともに増殖、改植を進めています。

JAは今年度、スモモ全体で約1,400tの販売を計画しています。

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