新着情報

新盗難抑止システム 初めて園地に設置(23.5.17)

新システムの通信機器をサクランボ園に設置するJA職員

 

JA南アルプス市は5月17日、新しくなった盗難抑止システムを管内のサクランボ園に初めて設置しました。

同日に露地サクランボの出荷が始まり、果樹の盗難被害への警戒が本格化しています。

このシステムは園地に設置したセンサーが侵入者を検知すると、警告音と共に赤いランプが点滅し、生産者に侵入を知らせるメールが送信されます。

果樹の盗難を未然に防ぐためにJAが企業と共同で開発し、5年前から運用しています。

旧システムは1台の機器の周囲を検知する仕様でしたが、新システムは通信機器とセンサー3台を組み合わせています。

センサーの精度が高まった事もあり、今まで以上に果樹園全体で侵入者を感知出来るようになりました。

設置した園地のサクランボは、全体がほんのり赤く色付いており、収穫を間近に控えていました。

旧システムの運用開始から毎年設置しているという園主は「(センサーが3台あるため)旧システムを3台設置したような感覚で頼もしい。ぜひブドウ園にも設置したい」と話していました。

JAは通信機器とセンサー30セットを用意し、希望する組合員に貸し出しています。

県の補助金などを活用し、組合員はランニングコストとして1万8千円(月/税込)のみ負担となります。

システムについて詳しくはこちらのページをご覧ください。

PAGE TOP