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冬の味覚あんぽ柿 最盛期迎える(22.12.6)

乾燥中のあんぽ柿を確認する手塚次長

 

あんぽ柿の最盛期を迎えている南アルプス市で12月6日、JAの職員が農家の製造施設を訪れ、乾燥状態などを確認しました。

南アルプス市では昔からあんぽ柿の生産が盛んで、「大和百目」や「勝平」といった管内で生まれた品種でも多く作られています。

加温出来る乾燥施設で作られるものと、天日乾燥で作られるものがあり、出荷時期が1ヶ月以上違うため、長く楽しむことが出来ます。

この日訪れた農家では、皮をむいた柿約300㎏を専用のクリップで留め、台車に吊るして乾燥させていました。あと1~2日で出荷出来る状態になるそうです。

今年は秋に台風の上陸もなく、豊作のため出荷量も順調です。

訪問した営農指導部手塚英男次長は「天候に左右されない施設乾燥の普及により、高い品質を保って消費者に届ける事が出来る」と話しました。

JAでは年明けまで出荷が続く予定で、あんぽ柿を含む干し柿で今年度約65tの販売を計画しています。

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