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果樹産地のさらなる発展目指し 果樹苗木を供給(22.12.6)

果樹苗木を仕分けるJA職員

 

JA南アルプス市は、桃やブドウなど果樹の優良品種の増殖、増産を進めるため、南アルプス市と協力し果樹振興事業に取り組んでいます。

この事業では、食味が良い、病気に強いなど品質が高い農産物を生産しやすい果樹を奨励品種と定め、JAが委託した業者でJAの品質基準に合わせて苗を育成し、組合員へ供給する際に市が助成を行っています。

組合員は高品質の苗を安価で手に入れることが出来るため、改植や新植のハードルが下がり、結果として高品質の果実を生み出す果樹産地の発展を目指しています。

12月6日には、西野共選所にて職員が果樹苗木の分配作業を行い、予約注文を受けた7,078本を仕分け、各購買店舗へ配送しました。後日購買担当者が組合員へ供給します。

対象となる果樹はサクランボ、桃、スモモ、ブドウ、柿、キウイフルーツの6品目22品種で、特にブドウ「シャインマスカット」、県オリジナル品種の「甲斐ベリー7」、桃「アルプス美人」が人気で、それぞれ1千本近く注文がありました。

営農指導部手塚英男次長は「安価での苗木の供給が早期改植を促し、品種の更新も進んでいる」と話しました。

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