新着情報

スモモ今期初出荷 味に自信(22.6.15)

スモモを検査する手塚営農指導員

 

日本一のスモモ産地であるJA南アルプス市の落合共選所で6月15日、極早生種「大石早生」の出荷が始まりました。

朝から生産者が持ち込んだ約3.6tのスモモを、JA職員が熟度や形状、色味などを検査し、全国の市場に出荷しました。

今年は受粉の時期に天候が安定していたため結実率が良く、5月9日に行った調査で同品種は100%を記録していました。

その後も収穫期まで順調に生育し、豊作傾向にあります。

スモモを巡っては、昨年8月に農水省が米国産スモモの輸入解禁を決定し、県が現地実態調査の計画を進めるなど、国産との競合が懸念されています。

落合共選所手塚隆営農指導員は「南アルプス市で栽培されるスモモは、適熟での収穫を奨励しているので果汁が多く甘みと酸味のバランスが良い、さっぱりとした口当たりが特徴です。消費者に選んで頂けるような高い品質のものが揃っています」と胸を張りました。

今後落合共選所管内では、形や色が異なる10種類以上のスモモが8月末頃までリレー形式で出荷されます。

当JAでは今年度、スモモ全体で約1500tの販売を計画しています。

PAGE TOP