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フルーツの盗難防止パトロール始まる(22.5.25)

サクランボ園を巡回する参加者

 

南アルプス警察署にて5月25日、サクランボ等の果実盗難防止パトロールの出発式が行われ、JA南アルプス市役職員が参加しました。

サクランボの収穫シーズン前の今から各農作物の収穫期を中心に、盗難を防ぐため警察や消防団などと協力して南アルプス市内を巡回します。

参加したのは警察、防犯協会、同JA関係者ら約80人と警察犬4頭で、出発式後に4地区に分かれ車と徒歩で巡回、異常がないか確認しました。

サクランボやスモモ「貴陽」、ブドウ「シャインマスカット」など高級果実を多く生産する南アルプス市では、盗難被害が深刻な問題となっています。

昨年、当JAには9件の被害報告があり、逮捕者も出ています。

当JAではパトロールの他、園地の侵入者を感知して警告する果樹盗難抑止システムを運用し被害の防止に努めています。

営農指導部手塚英男次長は「抑止効果も含め、果実盗難に対して広く周知する事が大切だ。警察署や防犯協会と連携し、パトロールを強化し継続して行きたい」と話しました。

南アルプス警察署石部和久署長は「果実の盗難は経済的、精神的に大きなダメージを受ける極めて悪質な犯罪だ。パトロールを通して安心、安全な街づくりをして行きたい」と話しました。

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