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露地サクランボ 出荷始まる(22.5.20)

持ち込まれたサクランボの検査をするJA職員

 

サクランボ栽培の南限と言われるJA南アルプス市の豊共選所で5月20日、露地サクランボの出荷が始まりました。

早生品種の「甲斐ルビー」「豊錦」約34㎏が2軒の生産者から持ち込まれ、JAの検査を経て京浜市場を中心に出荷しました。

「甲斐ルビー」は県オリジナル品種で、2015年に品種登録されました。

従来の品種と比べて出荷時点の糖度が高くなる傾向にあり、営農指導部手塚英男次長は「出荷の際に糖度が19度を記録したこともある。高糖度で収穫適期が長い同品種を普及させたい」と期待をしています。

当JAが5月9日に行った作柄調査では、サクランボの開花~満開にかけての降水量、気温等の影響があり、結実率が50~90%と例年よりも厳しい状況となっています。

今後、管内では「佐藤錦」や「紅秀峰」の他、南アルプス市で生まれた「アルプス紅扇」などの品種が、リレー形式で出荷されます。

収穫期間はサクランボの盗難被害を防ぐ為、地元の警察署と協力して防犯パトロールを行う予定です。

JAは今年度、ハウス、露地栽培を合わせて約120tの販売を計画しています。

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