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果樹女性講座開講12年 女性農業者育成を(21.5.10)

スモモの木を前に参加者に向け講義をする村松講師(手前右)

 

JA南アルプス市は5月10日、今年度の果樹女性講座を開講し、「モモ・スモモコース」の講習会を飯野支所管内の園地で開きました。

山梨県中北農務事務所から講師を招き、スモモと桃の木を前に摘果する果実の見分け方や着果数の配分、病気の防除などについて学びました。この日は21人が参加しました。

同事務所の村松甲斐講師は「2年前に流行した桃のせん孔細菌病について、今年度は発生がほぼ押さえられている。発生から3年間は注意が必要と言われているので、防除をしっかりして欲しい」と呼びかけました。

この講座は、JA管内に住む新規就農者や就農を目指す方など、農業を学びたいと考えている女性に向け、農業技術の習得・向上を目的に毎年行っており、今年で12年目を迎えました。

「モモ・スモモ」「ブドウ」「オウトウ」の3コースがあり、今年はのべ118名が受講しています。

事務局を務める営農指導部五味広子次長は「今年は昨年よりも受講者が増加し、熱心に取り組む女性農業者が増えていると感じる。この講座を利用して果樹栽培に取り組んで頂きたい」と話しました。

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