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行政と協力し高品質の果樹苗木を販売(21.12.7)

届いた苗木を品種ごとにトラックに積み込むJA職員

 

JA南アルプス市は12月7日、西野共選所にて、果樹振興事業の助成を受けた果樹苗木を組合員に届ける準備作業を行いました。

この事業はJAと南アルプス市が合同で行っているもので、奨励品種を定めその苗木を育成し、組合員へ販売する際に助成を行います。

県内では当JAが唯一、管内全域を対象に行政と協力し取り組んでいます。

この事業によって組合員はJAの基準に合った高品質の苗木を、通常の販売価格よりも安く手に入れる事が出来るというメリットがあり、JAと市は増殖、改植を進め、農業振興に繋げたい考えです。

この日共選所にはJAが委託している業者から約6,000本の果樹苗木が運び込まれ、JA職員が仕分けして各購買店舗へ分配しました。

今年度は組合員から計8千本程注文があり、用意が出来た苗木から購買担当者が組合員の家を訪問し供給します。

この事業の奨励品種は南アルプス市発祥の品種であるスモモ「貴陽」「皇寿」、柿「大和百目」に加え、増殖を推進しているブドウ「シャインマスカット」「甲斐ベリー7」など、5品目21品種が対象となっています。

営農指導部手塚英男次長は「苗木の管理は手間が掛かるが、品質の良い苗木を配布したので枯らさずに大切に育成してもらいたい」と話しました。

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