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職員の負担軽減を IT機器導入検討(21.11.8)

「R150」の運転を見学するJA職員ら

 

JAは11月8日、南アルプス市内の園地にて、農作業をサポートするIT機器の検討会を開き、県農政部担当者やJA職員など約30名が参加しました。

当JAでは農作業受委託事業の依頼件数が年々増加する中、対応する職員の負担を軽減するため同機器の導入を検討しており、職員からは使用感や活用方法について様々な意見が上がりました。

当JA管内では農家の高齢化、後継者不足等による耕作地の減少を防ぐため、稲刈り、除草、抜根といった農作業を請け負っています。

依頼件数が増えた事から依頼を断るケースもあり、作業の効率化、省力化が課題となっています。

この日紹介したのは、園地を自動で自律走行しながら農薬散布をする事が出来る無人農薬散布機「R150」で、操作が簡単なリモコンを使った運転を披露しました。

参加した職員は「ブドウの棚栽培の園地で効率的に使えると感じた。桃やサクランボのような背の高い立木でも検証してみたい」と期待を寄せました。

また、空気圧を利用した人工筋肉により腰の負荷を軽減する農作業補助スーツ「マッスルスーツエブリィ」も紹介し、職員が着用し重い石を持つなどして効果を確認していました。

手塚英男営農指導部次長は「今後も生産者の高齢化は進んで行くと考えられ、作業の依頼も増えて行くと思われる。IT機器の導入についても検討、検証を重ねて行く」と話しました。

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