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東京農大が氷感庫の内部を視察(21.10.18)

氷感庫内でJA職員から説明を受ける江口学長(中央)

 

南アルプス市は2018年より、東京農業大学と包括連携協定を締結しています。

10月18日には同大江口文陽学長など同校関係者5人が南アルプス市を訪れ、JA南アルプス市の西野共選所、直売所を視察しました。

西野共選所ではブドウ「シャインマスカット」の鮮度を保ち、長期貯蔵を可能にする保冷庫「長期貯蔵氷感コアシステム(氷感庫)」の内部に入り、JA職員が施設の説明を行いました。

冷蔵技術に高電圧・低電流・一定周波数の電気エネルギーを加え、低温で保存することにより酸化や微生物の増殖を抑え保存期間を延ばす技術が用いられており、約50㎡の庫内に最大10tのブドウを貯蔵することが出来ます。

同校関係者からは温度、湿度を保つ工夫などについて質問が挙がっていました。

また当JAが運営する道の駅しらね農産物直売所では、ブドウや柿、キウイフルーツなど農産物の販売状況を確認しました。

その後市、JA、大学の代表者が包括連携活動についてディスカッションを行い、JAからは地域の気候に合った果樹、野菜の新品種の共同開発を提案するなど活発な意見交換が行われました。

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