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甘柿「太秋柿」出荷説明会(21.9.30)

生産者に説明する長谷川営農指導員

 

JA南アルプス市三恵共選所は9月30日、甘柿「太秋(たいしゅう)柿」の出荷説明会を開き、生産者32人が参加しました。

出荷は10月1日から始まり、ここ最近の朝晩の冷え込みの影響で、昨年より5日~7日程度早まっています。

説明会では三恵共選所長谷川智弘営農指導員が、見本を用いて着色や大きさなどの出荷規格を説明しました。

今年は8月中旬の長雨や日照不足の影響で、収穫量が落ち込んでいる品種もある事から、病気の防除方法についても呼びかけました。

太柿柿は大玉で糖度が高く、種が少なめといった特徴があり、食味の良さでも知られています。

南アルプス市は古くから干し柿の1種「あんぽ柿」の生産が盛んで、甘柿の生産は一部で行われる程度でしたが、太柿柿の植付けが始まってから、生産量も増えています。

手塚英男営農指導部次長は「同品種は甘柿としては極めて大きく、果肉がシャキシャキとした食感で人気がある。今年も高品質の果実を出荷して行きたい」と話しました。

JAは今年度、生柿で約64t、加工柿で約190tの販売を計画しています。

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