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あんぽ柿生産者説明会 衛生管理徹底を(21.9.24)

 

JA南アルプス市百田共選所で9月24日、管内のあんぽ柿生産者へ向けた出荷説明会を開きました。

機械乾燥施設を使用する生産者が対象で、出荷基準や危害分析重要管理点(HACCP)に沿った衛生管理法などを指導しました。

あんぽ柿は干し柿の一種で、渋柿を硫黄燻蒸し機械または自然乾燥で作られ、機械乾燥の場合、加工から出荷まで平均して2週間程かかります。

説明会では営農指導課河西秀人主任が、カラーチャートを使って原料となる柿の熟度を確認する方法や、乾燥が完了した柿の重量の目安などを説明しました。

また、今年度から原料柿を購入し加工をする生産者に対してはHACCPによる衛生管理が必須となります。対象者へ向け管理計画のポイントや製造記録の記入方法を説明し、衛生管理を徹底する事を呼びかけました。

営農指導部手塚英男次長はHACCPについて「生産者には毎日の行程を記録するという煩わしさはあると思うが、衛生管理を徹底する為と理解し実施してほしい」と話しました。

あんぽ柿は10月4日から出荷を受け付ける予定で、JAは今年度あんぽ柿等の干し柿について約190tの出荷を計画しています。

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