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果実の作柄調査の結果良好 結実率80%以上(21.4.28)

スモモの結実を確認するJA職員

 

JA南アルプス市は4月28日、南アルプス市内全域でサクランボ、スモモ、桃の生育・作柄調査を行いました。

すべての品種で結実率が80%を超え、安定した結実結果となりました。

今年は開花期に天候が安定しており、その後低温の時期もありましたがどの品目も昨年と比べ7日程生育が早くなっています。

作柄についても全品目良好で、高品質化に期待が出来るとの見方を示しました。

調査は営農指導・販売部の職員が地域ごとに分かれて同市内の園地を回り、収穫期に必要な着果量に対してどの程度が見込めるかを測る結実率を確認しました。

南アルプス市、県農業共済組合、中北農務事務所も参加し、新型コロナウイルス感染予防のため、例年より調査人数を減らし、短時間で行いました。

各品目の結実率は、サクランボについては80%、スモモは「太陽」や「ソルダム」など豊産性の品種は100%、大玉の「貴陽」も80%と、ここ数年で高い結実率を示しました。

桃は低温障害の影響を受けた園地もありましたが、平均で95%と調査結果をまとめました。

手塚英男営農指導次長は「全国的に開花期の低温の影響が出ていると聞いていたが、当JA管内は比較的安定した結実となった。実止まり後の強風の影響も心配されるが、着果量が確保できたことでひと安心している」と胸をなで下ろしました。

当JAでは今年度の販売計画として、サクランボで約140t、スモモで約1,250t、桃で約1,150tと予定しています。

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