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ミツバチの状態良好 受粉作業省力化(21.4.14)

ミツバチの巣箱を確認するアピ株式会社の社員

 

JA南アルプス市と山梨県西部家畜保健衛生所、花粉交配用のミツバチを取り扱うアピ株式会社は4月14日、JA西野支所管内で、サクランボの受粉を助けるセイヨウミツバチの状態を確認するため、各園地に設置した巣箱を巡回しました。

サクランボは同一品種だけでは結実しないため、複数品種の樹を渡って受粉を手助けするミツバチが大きな役割を担っています。

ミツバチ以外には毛バタキを使って人工受粉をする方法もあるが、ミツバチは手間をかけることなく広範囲を受粉できるため、農作業の省力化にも繋がっています。

この日は各団体の職員5名で同ミツバチの健康状態などを見て回り、ミツバチ、巣箱の状態共に良好であることを確認しました。

今年度JAでは、同社の巣箱を含めた約400箱を各農家に貸し出しています。

巣箱はサクランボの開花期間、園地に設置し、4月16日にJAが回収する予定です。

JA手塚英男営農指導次長は「必要着果量を確保するため、巣箱の巡回などJAとして出来る事は進めて行きたい」と話しました。

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