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ハウスサクランボ初出荷(21.4.16)

サクランボを収穫する飯野さん

 

JA南アルプス市は4月16日、昨年より3日遅れとなるハウスサクランボの初出荷を迎えました。

飯野支所管内の飯野宣久さん(72)の6aの広さがある加温ハウス施設では、朝から収穫作業を行っていました。

収穫したのは早生品種の「高砂」で、柔らかい果肉と甘酸っぱい食味が特徴。

飯野さんは今年の出来について「糖度は24~25度まで来ており、いつも通りおいしいサクランボが出来ている。初夏の香りがするサクランボを食べて、明るい気分になって欲しい」と笑顔を見せました。

当JA百田共選所にはこの日、飯野さんのサクランボ約3.3㎏が持ち込まれ、検査後に首都圏の市場に向け出荷しました。

全農やまなしによると、店頭では80グラムのパック詰めのものが1,000円前後、300グラムの贈答用が15,000円前後での販売が見込まれています。

当JA管内はサクランボの栽培が盛んで、露地サクランボは全国に先駆け5月中旬には出荷が始まるため、南限の産地と言われています。

開花期に当たる2月の天候が安定した為、結実も良好となり、必要着果量が確保出来ています。

営農指導部手塚英男次長は「ハウス物は計画的に進めているが、今年は露地物の生育が早い為、時期が重ならないよう早めからの収穫、出荷に努めてもらいたい」と話しました。

全農やまなしは今年、県下のハウスサクランボ全体の出荷量は11t、その内同品種で4tを計画しています。

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