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優良果樹苗木を組合員へ 補助事業に取り組む(20.3.3)

大きく育った苗木を分配するJA職員

 

JA南アルプス市は3月3日、西野共選所にて果樹苗木1,094本を組合員へ供給するための分配作業を行いました。

南アルプス市と合同で取り組んでいる果樹振興事業の一環で、JAが管内の園地で地域の環境に合った苗木を生育し、供給価格の一部を補助することで、組合員は良質な苗木を安価で購入することが出来ます。

JAは食味の良さや栽培のしやすさ、温暖化に強い品種を中心に奨励品種を定め、改植や増殖を進めることで組合員の所得増大を目指しています。

この日供給したのはJA管内で生まれたサクランボ「アルプス紅扇」のほか、桃「夢みずき」、ブドウ「ブラックキング」の3品種です。

苗木はあらかじめ組合員から予約注文を受けており、担当職員が必要数を各支所へ運んだ後、組合員へ供給しました。

JAは毎年12月上旬と3月上旬の植え付け時期に合わせ苗木を供給しており、今年度は約9,000本の注文がありました。

JA営農指導部手塚英男次長は「出来るだけ多くの生産者に奨励品種の植付けを進めて行きたい」と話しました。

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