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サクランボ剪定講習会 適期作業務めて(21.1.13)

サクランボの樹を前に剪定方法を説明する斉藤指導員(手前)

 

JAは1月13日、飯野共選所西側の園地にてサクランボの冬季剪定講習会を開き、生産者31名が参加しました。

JA斉藤洋一営農指導員が講師となり、当JAの主要品種である「佐藤錦」と「紅秀峰」の樹を実際に剪定しながら講義を行いました。

サクランボの特徴として、先端の枝だけが上に大きく伸び、枝の途中から発芽した芽の成長が抑制される傾向(頂芽優勢)が強いため、

斉藤指導員は若木を中心に「芽キズ処理」と呼ばれる、伸ばしたい芽のすぐ上に傷を付け生長を促す作業を2月下旬までを目安に行うよう呼びかけました。

また、今季は晴れの日が続いているため、農作業が進み例年より1ヵ月程早く剪定を行う農家も多いということで、急ぎ過ぎず適期の作業に努めてほしいと話しました。

当JA管内は昨年から雨が少なく乾燥状態が続いていましたが、前日に5㎝の積雪(降水量で2㎜)があったため、参加した生産者は「雪が心配だったがあまり積もらず、湿度が上がったので良かった。また剪定作業を頑張りたい」と話していました。

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