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昔ながらの製法のあんぽ柿 生産者目合わせ(20.11.25)

あんぽ柿を手に生産者に説明する河西主任(手前)

 

JA南アルプス市は11月25日、百田共選所にて天日乾燥製法のあんぽ柿の出荷目合わせ会を開き、35人が参加しました。

あんぽ柿は昔から天日乾燥製法で作られてきましたが、近年は天候不順や温暖化の影響などがあり、施設内で天候に関係なく製造出来る火力乾燥製法が主流となっています。

あんぽ柿は皮をむいた渋柿を硫黄で燻蒸して乾燥させた干し柿の一種で、水分量が多くとろりとした和菓子のような食感が特徴です。

JAでは、皮をむいた状態の柿から35%まで水分量が減り、果肉がゼリー状になったものが出荷基準としています。

目合わせ会では、同共選所河西秀人営農指導主任がサイズや形状ごとの等級基準について説明しました。

河西主任は「今年は天候不順により原料柿が少ない傾向にある。手間はかかるが天気予報を確認し、ロスが少なく済むように製造して欲しい」と呼びかけました。

同品は年末頃まで出荷が続きます。

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