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果樹園の土壌の検査を行いました(20.10.9)

振とう後の液体をろ過するJA営農指導員(手前)

 

JA南アルプス市は10月6日、中北農務事務所にて、組合員から預かった果樹園の土、90園分の土壌診断を行いました。

土は①pH/EC②置換性塩基③有効態リン酸の3項目についてそれぞれ検査しました。

同診断は土壌中の養分状態を正確に知ることで適正な施肥を組合員に推進するため、組合員から申し込みを募り、年に2回程度無料で行っています。

組合員は園地の土を採取し乾燥、ふるいにかけたものを提出します。

この日は集めた土をJA営農指導員2人が同事務所に持ち込みました。

同事務所職員と共に土を計量し各液体と合わせ、専用の機器で一定時間振とうさせた後、ろ過などをして分析をしました。

結果は1週間前後で出る予定で、各共選所の営農指導員から組合員に伝えられます。

JA営農指導部手塚英男次長は「分析結果で不足した成分を明確にし、元肥を施す事によって必要な成分を補ってもらいたい」と話しました。

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