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シャインマスカット出荷量増加 営農指導員が目合わせ(20.9.4)

同品種の出荷基準を確認する営農指導員

 

JA南アルプス市は9月4日、ブドウ「シャインマスカット」が間もなく出荷ピークを迎えることから、急きょ営農指導員を集め出荷基準を確認する目合わせ会を藤田共選所で開きました。

消費者に人気のある同品種の出荷量が年々増加しているため、通常は出荷開始に合わせて実施する目合わせを、ピーク前にも改めて行い品質の統一を図りました。

この日はJA各共選所を担当する営農指導員ら15人が参加し、八田共選所の清水大樹営農指導員が同品種の実物を見せながら玉張りや大きさ、着色などの基準について細かく確認しました。

また樹に実ったままでブドウの糖度を計測することが出来る「透過式モバイル糖度計」を引き続き利用し、糖度に注意して適正時期の収穫を呼びかけました。

当JAは同品種について、果樹苗木の助成を行う果樹振興事業の奨励品種に定め、改植、増殖を進めるほか、

南アルプス市のふるさと納税の返礼品として発送するなど、生産、販売の両方から産地振興に取り組んでいます。

JAは今年度、シャインマスカットについて400tの販売を計画しています。

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