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大玉スモモ「皇寿」出荷ピーク迎える(20.8.19)

「皇寿」を検査するJA営農指導員

 

JA南アルプス市落合共選所では8月19日、高級大玉スモモ「皇寿」の出荷ピークを迎えました。

同品種は同じく大玉スモモ「貴陽」の枝変わり品種で、「貴陽」と同様に高糖度でジューシーな味わいが特徴。この日は約200㎏が生産者から持ち込まれ、各地市場へ向け出荷しました。

「皇寿」は「貴陽」より収穫が1ヵ月ほど遅い晩成種で、同JA管内の農家小松寿裕さんの園地で発見、育成され、2012年に品種登録されました。

スモモは収穫が出来る木に育つまで4年以上かかることから、「皇寿」を出荷出来る生産者はまだ少なく、現在希少度の高い品種となっています。

山梨県は県オリジナル品種として、県内だけの栽培を認めて産地化を進めています。当JAもスモモ生産量日本一の産地として、組合員に大苗を供給するなど、増殖を推進しています。

JA営農指導部手塚英男次長は「貴陽とのリレー出荷も視野に入れて栽培を進め、貴陽に次ぐ高級品種として確立させたい」と期待を込めました。

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