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作柄調査 結実率90%超えが半数以上(20.5.7)

サクランボの結実を確認するJA職員

 

JA南アルプス市は5月7日、管内全域で一斉にサクランボ、スモモ、桃の作柄調査を行い、11品種中7品種が結実率90%を超えるなど、非常に高い良好な結果となりました。

23人のJA職員が8地域に分かれて基準となる園地を見回り、結実率が何%あるかを目視で調査しました。

調査結果は、サクランボ4品種は平均で91.5%と、昨年と比べ20%以上増加しました。

スモモは「ソルダム」がやや低かったものの、JAが推奨する「貴陽」などは平均値となり、スモモの6品種平均が約88%と高い数値となりました。

また、桃はせん孔細菌病の感染予防対策のため、枝の切り詰め作業を行った結果、5%減の95%となりました。

JA営農指導部手塚英男次長は「今年は結実率が80%を越える品種が多く、立木の果樹は全般的に必要着果量を確保しており、今後品質の高い出荷物となるように努力していきたい」と話しました。

今年の調査は新型コロナウイルス感染予防の影響により、例年参加していた山梨県や南アルプス市等の行政の担当者は参加せず、JA職員のみで行いました。

調査を指揮した営農指導部兼販売部の名取肇部長は「今年は市場の担当者が現地に来ることが出来ないので、正確な情報を伝えるため丁寧に調査してほしい」と呼びかけました。

JAは今年度、サクランボ約130t、スモモ約1400t、桃約1600tの販売を計画しています。

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