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キュウリ冬春作に向け講習会を開催しました(20.1.30)

参加者に品種ごとの特徴を説明する金田一講師

 

JA南アルプス市は1月30日、冬春作キュウリの植付け時期を迎え、生産者を対象にした栽培講習会を南湖支所旧購買店舗で開き、高品質なキュウリを多く収穫するための栽培方法を指導しました。

講習会には管内の生産者27人が参加。講師を務めた(株)埼玉原種育成会の金田一 進さんは、今シーズンの気象によって発生しやすい病気の対策や、収穫量が多い、病気に強いなどの特徴を持つ品種や台木について参加者に説明しました。

金田一さんは、昨年は夏の高温やその後の日照不足などの影響により全国的に収穫量が少なく、また病害虫の被害もあったと話し、「こまめにかん水をし、適時ハウスの換気を行うなど湿度の調整をして病害虫被害を抑えてほしい」と呼びかけました。

また、JA管内ではスタミナが強く秀品率も高いといわれる品種「ハイ・グリーン21/22」が多く栽培されていますが、昨年JAが試験栽培を行っていた「ニーナ」「ニーナZ」が褐斑病、うどんこ病に強く全国的に人気があるということで、各品種の特徴を理解し適当な品種を選んでほしいと話し、生産者は真剣な様子で耳を傾けていました。

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