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花き品評会でシクラメン日本一に輝く・有野の相原勝利さん

シクラメンの手入れをする相原さん

 

南アルプス市有野のシクラメン農家の相原勝利さん(60)が、2019年度第53回全国花き品評会シクラメン部門(日本花き生産協会主催)で最高賞の農林水産大臣賞に輝き、日本一の栄冠を手にしました。県内の農家が最高賞を受賞するのは初めてということです。

同品評会は全国から336点の出品があり、栽培技術と商品性を競いました。

最高賞となったシクラメンは花の色がランジェリーピンクの5号鉢で、相原さんは同じ色の4号鉢で特別賞の14位、6号鉢で2等賞を同時に受賞しています。

相原さんは今回の受賞について「受賞を知った時はまさかと思った。家族や働いてくれている人、地域の先輩方の応援と協力があってとれた賞だ」と話します。

相原さんは白根農業協同組合(現JA南アルプス市)勤務を経て、1991年、31歳で就農し花きの栽培を始めました。

現在は約26アールのハウスでシクラメンなど数品種を季節ごとに生産しています。

シクラメンは11月下旬からクリスマス前のまでが出荷時期で、現在は他の花きを出荷に向け育成しています。

相原さんは「理想のシクラメンにはまだ遠いが、何事もこれでいいと満足したら終わり。これからも理想に近付く様に努力して行きたい」と話していました。

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