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改植・増殖の手助けに 果樹苗樹を分配しました(19.12.3)

苗木を仕分ける職員

 

JA南アルプス市は、管内地域を同じくする南アルプス市と協力し果樹振興事業に取り組んでいます。

これはJAと市が生産を勧めるサクランボや桃などの果樹を奨励品種と定め、JAが委託した業者でJAの品質基準に合わせて苗を育成、販売時に市が助成をするもので、組合員は高品質の苗を安価で手に入れることが出来るため、より優れた品種に改植や増殖をする手助けとなっています。

12月3日には、JA西野共選所にて苗木の分配作業を行い、予約注文を受けた8,337本をJA職員が仕分け、14支所へ配送しました。後日購買担当者が組合員へ供給します。

対象となる果樹はサクランボ、桃、スモモ、ブドウ、柿、キウイフルーツの6品目22品種で、JA管内で誕生したサクランボの新品種「アルプス紅扇」や、今年名称が決まった山梨県オリジナル品種の黒色系ブドウ「ブラックキング」などが含まれています。

営農指導部手塚英男課長は「今年は春先より天候不順が続き、苗の出来が悪く供給本数を調整する品種もあったが、全体的には前年並みの本数が確保出来た」と話しました。

毎年のように桃の苗を購入しているという組合員は「JAが良い苗を供給してくれるのでありがたい。たくさん実を付ける良い木に育ってほしい」と話していました。

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