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天日乾燥のあんぽ柿の目合わせを行いました(19.11.25)

 

JA南アルプス市百田共選所は11月25日、天日乾燥のあんぽ柿の目合わせ会を開き、生産者36人が参加しました。

あんぽ柿には施設内で火力乾燥させるものと、天日で乾燥させるものの2種類の生産方法があり、天日乾燥の方が火力乾燥よりも乾燥時間が長いため、出荷の始まる時期も気温や天候の影響などもあり一カ月以上遅くります。

JAでは、11月27日から同共選所を含む3か所で統一共選を行います。

あんぽ柿は渋柿を皮むきし、硫黄で燻して蒸し、乾燥させたもので、干し柿の中でも水分量が多く、和菓子のような食感で人気があります。

目合わせ会では、皮をむいた状態の柿から35%以下まで水分量が減り、果肉がゼリー状になるまで乾燥させることなどの基準をJA職員が説明しました。

同共選所河西秀人営農指導主任は「今年は台風第19号の影響もあり、柿に強風による打撲などが見られるので、よく確認し基準を守って出荷してほしい」と呼びかけました。

JAでは今年度、「あんぽ柿」や「枯露柿」などの干し柿で約230t、柿全体で約330tの販売を計画しています。

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