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堆肥の散布を請負 農家の負担を軽減(19.11.12)

肥料散布機で堆肥を散布するJA職員

 

JA南アルプス市では現在、組合員から注文を受け、大型の肥料散布機を使いほ場に堆肥を散布する農作業受委託事業に取り組んでいます。

同事業は生産者の高齢化や後継者不足などにより、JA管内で農地の改廃が進む中、少しでも農作業の負担を軽減しようと2010年から始めたものです。

モモやスモモ、ブドウなどの収穫時期が終わった11月~12月頃に組合員から注文を受け付け、約800㎏に袋詰めした堆肥を大型のスプレッダーで各ほ場に散布します。

組合員から毎年好評を得ており、今年も取材した11月12日までに159袋の注文を受けています。同日は10カ所のほ場で堆肥「南プス有機」を12袋散布しました。

事業を6年以上利用している組合員は「堆肥が重くて自分だけではとてもやりきれないので、毎年お願いしています。本当に助かっています」と話していました。

JA営農指導課手塚英男課長は「毎年注文する方も多く、農作業の省力化に役立っていると感じる。引き続き同事業に取り組み、農地の改廃を減らしていきたい」と話しました。

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