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オリジナルワイン「南アルプス原七郷 甲州2018」の販売を開始しました(19.6.27)

 

JA南アルプス市は6月27日より、山梨県発祥のブドウ「甲州」を使用したオリジナルワイン「南アルプス原七郷 甲州2018」の販売を開始しました。

JA管内で栽培された同品種を100%使用することで、産地振興と同品種を栽培する担い手不足の解消に取り組んでいます。

JA管内の旧七郷九か村地域は、御勅使川(みだいがわ)扇状地特有の砂れき土壌で水はけの良さに恵まれ、昔から同品種をはじめ多くのブドウが生産されてきました。

しかし高齢化や跡継ぎ問題などで生産者が減少していることに加え、近年国産ブドウを100%使用した日本ワインの人気上昇により、醸造用ブドウの需要が高まっており、同品種の供給量確保が課題となっています。

そこでJAでは2012年より管内で同品種を育てワインを製造する活動をはじめ、2014年から製品化、同品種の魅力を産地からPRしています。

2018年度の同品種は生産期間中の少雨、高温の影響により小粒ですが凝縮した果実となったため、例年のものより香り、渋み成分が比較的多いということです。

この活動を担当するJA企画管理部の山本清人部長はワインについて「2018年度産は和食のほか、イタリアンやエスニック料理など色々な料理と併せて楽しんでほしい。全国有数のブドウ産地として、今後も歴史ある甲州ブドウの生産拡大に取り組んで行きたい」と話しました。

ワインは750ml入り2,160円(税込)でJAが運営する道の駅しらね農産物直売所、Aコープのほか、同市の総合交流ターミナル「ハッピーパーク」などで販売しています。

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