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南アルプス市地域おこし協力隊に甲州ブドウの栽培講習を行いました(19.3.20)

地域おこし協力隊の隊員(右)を指導する手塚営農指導課長

 

JA南アルプス市は3月20日、市民農園「南アルプスクラインガルテン」にて、南アルプス市地域おこし協力隊の隊員7名にブドウ「甲州」の植え付けや剪定の講習を行いました。

同協力隊は新たな農業の担い手を確保し、農業の活性化を図ることを目的に南アルプス市が行っている事業で、隊員は全国各地から同市内に移住、農業法人で研修を受けながら就農を目指しています。

隊員は普段は4つの農業法人に分かれて研修を受けていますが、月に1回程度集まり、同市が提供する農園の一部で山梨県原産のブドウ「甲州」を栽培しており、同JAも協力しています。

この日はJA営農指導課手塚英男課長が講師となり、JAが提供した「甲州」の苗木9本を植え付けたほか、2016年に植えた木の剪定と虫や病気の予防のため薬剤を散布しました。

「甲州」は風味良いため白ワインの原料に適しており、この木から昨年収穫したブドウは別の農業法人のブドウと合わせてワインに加工、作業終了後に隊員に配られました。

岐阜県の出身という隊員は「果樹の栽培に興味があり、今は市内の農業法人で研修を受けています。将来は観光農園を経営したいと思っています」と話していました。

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