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蔬菜部が春作キュウリの講習会を実施しました(19.1.15)

金田一講師(右)と講義を受ける蔬菜部員

 

1月から始まる春作キュウリの植え付けを前に、JA南アルプス市蔬菜部会は1月15日、南湖支所にて春作キュウリの講習会を開催しました。

㈱埼玉原種育成会の金田一進さんを講師に招き、近年の気象状況への対策や、病気に強い、高品質が見込めるなどの特徴を持つ品種などについて管内の生産者21名が講義を受けました。

金田一講師は「高温が続いた昨秋、キュウリが真っすぐ伸びないなどの報告を各地から受けた。異常気象と思われる状況では教科書通りの育て方が通じない時があるので、皆さんの経験に基づき臨機応変に対応してほしい」と呼び掛けました。

当JAでは管内の気候などを考慮し、管内の栽培に適した品種の情報を生産者に提供するため、新品種の試験栽培に取り組んでいます。現在は褐斑病に加えウドンコ病にも耐病性を示す新品種「ニ―ナ」を栽培しており、試験結果が良好であれば生産者に勧め、産地全体の品質向上に努めます。

当JAは現在春作キュウリについて、高品質で安定した収量が見込める「ハイ・グリーン21・22」、褐斑病に強い耐病性を示す「常翔661」「極光607」の栽培を生産者に勧めています。

望月浩二営農指導係長は「近年は異常気象などの影響で、今まで以上に栽培管理が重要となっている。講習会で学んだことを生かして対策をしてほしい」と話しました。

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