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ワイン「南アルプス原七郷 甲州」原料収穫前に生育確認(H30.9.7)

 

JA南アルプス市オリジナルワイン「南アルプス市 原七郷 甲州2018」の製造に向け、9月7日、契約しているブドウ園に担当者が訪れ、原料となるブドウ「甲州」の生育調査を行いました。

この日、同ワインの製造を委託しているサントリーワインインターナショナル株式会社 生産研究本部 登美の丘ワイナリーの吉野弘道さんと職員2名が管内2ヵ所のブドウ園で房の生育状況と食味を確認しました。

吉野さんは「今年は夏の少雨などの影響で、全体的に小粒傾向にあり、糖度が高く酸味が少ない。味がぎゅっと濃縮したように感じられ、ワインに適した状態」と太鼓判を押します。

また当JAでは収穫時期を見極めるため、サンプリング調査を8月より3回実施。サンプリング用に収穫したブドウを同社に送付、アミノ酸・リンゴ酸の値や糖度・酸度など5項目を計測し、生育調査の結果と合わせ、収穫時期を9月20日頃に決定しました。

同ワインは、JA管内で収穫したブドウ「甲州」を100%使用した白ワインで、2017年に製造したものは今年開催されたジャパン・ワイン・チャレンジ2018で銀賞を受賞しています。

企画管理部企画管理課山本清人次長は「昨年も糖度・酸度を確認しながら収穫時期を見極めたことで、管内のブドウの特徴である強い香りを引き出すことが出来た。和食を始めどんな料理にも合うおいしいワインなので、地域を代表する贈答品になれば」と笑顔を見せました。

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